ウェイト版はウェイト版

近頃、ウェイト版との違いを教えてくれる人が居て、聞いているうちにわかってきた。
どうやら、カモワンタロットのリーディングはほかのタロット占いとはいろいろと違うらしい。
もちろん、リーディング方法が違うのは知ってはいる、リーディングのスタンスとかカードのなかにあるエソテリックな部分とかがかなり違うみたいで、話を聞いているとどうも解釈の仕方が大きくずれる。

僕自身はカモワン以外のタロットを勉強したことも、リーディングをうけたこともないのでわからないが、少しずつだけど、違いがわかってきたような気がしてきた。

ウェイト版は同じ『タロット』の仲間だけど、例えばオラクルカードとタロットみたいに、絵が描かれたカードという共通点はあるものの、リーディング手法も、占いの立ち位置やコンセプトも違うので、ほとんど別のカテゴリーと言ってもよさそうだということ。もともと、似てはいるが絵はかなり違う。

だから、ウェイト版の解釈と比較することはできない。
それは同じタロットのようでいて、別々のカテゴリーのカードだからなのだ。
『タロット』という名前でもほぼ違う種類のものなのだ。

タロットはシンボリズム(象徴体系)で成り立っている。
絵が違えば、同じ意味にはならないのは至極当然と言える。そして、元型のとらえ方が変わってくるので、カードの見立てかたが変わる。

ウェイト版はウェイト版の解釈があり、その解釈でリーディングするものだということ。
ウェイト版の解釈をマルセイユタロットと比較することも、持ち込むこともできない。

きっとウェイト版にはウェイト版のよさがあり、それはウェイト版を使っている人にはわかっているのだと思う。

僕自身これまでも周期的にウェイト版との違いを気にすることがあって、やや否定的なところがあったが、ウェイト版の存在を受容できるということに気が付くことができた。
そうなると、いちいち細かな違いを指摘する必要もない。

これで僕の中の論争が終了できる。そう思う。
どちらかではなく、両方。
両方とも存在しているということを受容することで、もっとお気に入りを愛することができる。

2022-12-08 | Posted in タロットのこと, ちいさな葛藤Comments Closed 

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