あの強烈な日差しとじりじりと肌を焼く暑さは、いつの間にどこへ行ったのだろう

季節が変わっていくのがわかるこの頃

夜、店の玄関から一歩外に出たとき、

思わずひとりつぶやく

「あ、涼しい」

そのとき、「夏が終わったんだ」とわかるのだった

歌の歌詞にも多く出てくる

「夏が終わる」というキーワード

夏が終わるときの

あのみんなが感じる共通の哀愁みたいなものはなんなのだろう

でも、それを分析するより、

その、季節が変わるのを感じる

からだとこころを観察するほうが面白い

でもこの変化の

端境期は長くは続かない。

半袖シャツを長袖シャツに着替えるまでの2週間ぐらいが

貴重な時間だ。

「夏の終わりのハーモニー」から「秋の気配」までの短いシーズン。

竹内まりやの「セプテンバー」は、1ヶ月限定だ。