本屋さんって、近頃少なくなっているらしいけど、
近所にある小さな本屋さんでも、棚の本の背表紙を見るのは楽しい。
惹かれるタイトルってある。
それって、その人それぞれのアイデンティティやその時の感情、感性によるものだと思うけど、
今日僕が惹かれたタイトルはというと、
「どうせ、あちらへは手ぶらで行く」
城山三郎の没後にメモ帳が本になったものだ。
城山三郎の本は少し前に
「そうか、もう君はいないのか」を読んだ。
歳をとったのだと思う。
きっと、これはわかる人にしかわからないし、
わかる人にはわかる。
たしかに、きっとぼくもあちらへは手ぶらで行くし、
そうすると、なんだか感傷的にもなるけど、
考えることは多い。
結局、今日は
「人とつきあう法」河盛好蔵
と
「もう一杯、飲む?」角田光代、燃え殻 ほか7名の短編集
の2冊を買った。
読後の感想は
もしかしたら書くかもしれない。
書かないかもしれない。
気が向いたら書く。