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二十歳を過ぎてから
かっこつけてJAZZを聴くようになりましたが
中学生から今も変わらず大好きなのは
実はフォークです

何よりまずは日本のフォークであり、
次にS&G、ボブディラン、PP&Mなども好きなのです

最近、ずっと聴いていなかった
「中島みゆき」にはまり、1月は毎日のように聴いてました

そして、今日はというと
「オフコース」を聴いています
バンドサウンドになる前の曲が特に好きです

好きなのは、
やさしさにさよなら
秋の気配
僕の贈り物
こころは気紛れ
とか

でも、バンドサウンドになってからの
愛を止めないで
時に愛は
なんかもやっぱりいいなと思います

 

高校生になった時、「オフコース」がヒットし始めると
世間では女々しいと言われはじめてしまい
 
高校生の僕は、「RCサクセション」に走ったのですが
 
でも、やっぱり
 
「僕の好きな先生」とか
「スローバラード」とか
「甲州街道はもう秋なのさ」
 
などのフォーク時代の曲に魅かれてしまうのでした

とりあえず、今日は一日中「オフコース」に浸っています





僕の前後5歳ぐらいの世代
(1978年ごろに中学生から高校生だった世代ですけどね)
の人には多分わかってもらえると思うのですが
 
フォークはそのころ次第に
流行の中心からはずされていったのです
 
 
フォークがニューミュージックと
言い換えられ始めたころでもあったのですが
多分その元凶がオフコースだと思うのです
 
 
なにしろ
オフコースは
暗い、女々しい
のレッテルが張られて
 
「さよなら」のヒットが
そういうメディアのバッシングにあってしまって
 
 
悲しさや虚しさを表現する歌詞が
受け入れられなくなっていった時代でした
 
そのころ同時に受け入れられなくなっていたのが
「さだまさし」でしたね
(「案山子」が大好きですなのですけど)
 
 
 
80年代は
フォークギターで抒情的に歌うのではなく
おしゃれなサウンド
かっこいいサウンド
明るいサウンド
が受け入れられる時代だったのでしょう
 
オフコースがバンドサウンドになっていったのも
そういう時代に合わせたものだと思うのです
 
フォークギターよりエレキギターが流行る時代でした
 
順子や巡恋歌のころから、
長淵剛が人が変わったようになったのもその表れですし
 
万里の河のチャゲ&飛鳥も
時代に合わせたスタイルに変わっていきました
昨年の事件はなんとも残念でしたけど
  
  
でも僕はずっとフォークが好きで
大学生のころは古いフォークのシングルレコードを
収集していました
 
その頃集めていたのは

シグナルの「二十歳のめぐり逢い」
古時計の「ロードショー」
イルカの「君は悲しみの」「あの頃の僕は」
バンバンの「いちご白書をもう一度」
などなど20枚ぐらい
 
中古レコード屋さんによく通っていました
 
 
僕がこれまでずっと一番好きなのは
「かぐや姫」
 
次いで
「風」
「吉田拓郎」
「井上陽水」
「イルカ」
 
それから
小田和正と鈴木康博の二人だけだったころの
「オフコース」
「グレープ」「さだまさし」
「チューリップ」
 
 
 
でも90年代になり、
スピッツ、ゆず、山崎まさよしなどが登場して
時代がまた変わってきました
 
フォーク調の歌が流行るようになりましたね
 
吉田拓郎が「ラブラブ愛してる」に出てきたときは
驚きましたし
 
「神田川」がテレビで何度流れても
あれを暗いという人はもういません
 
 
 
そんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
 
まわるまわるよ時代はまわる
喜び悲しみくりかえし
今日は別れた恋人たちも
生まれ変わってめぐりあうよ
 
 
1月にはまった
中島みゆきのこの曲が
頭から離れません