夜の店を始めて、少しずつお客さんが増えてきました。
今では、月に何度か足を運んでくれるお客様がいて、そんなお客様とのしばしの会話を楽しめるようになり、「店をやってて良かったなあ」と思える時です。そして、夜の営業にして間違いなかったと思えるのです。
お客様とのコミュニケーションは僕にとって大切な部分です。
結局、今の店での昼間の営業は僕のヴィジョンと違っていました。
でも、僕自身は昼間にカフェで過ごすゆったりした時間が大好きです。
たまに繁華街に仕事や用事、買い物などで出かけたときやJRなどの待ち時間などには、必ずと言ってカフェに入って、たとえ15分や30分でも過ごしていました。
ただ今では、一人でよその店に行ってそんな時間を過ごすというのは一年に何度もありませんが。
ここ最近は、自分の店のテーブルで、少し時間のある昼間やお客さんの来ない一時の合間に、そんな満足を満たしています。僕にとってもっとも身近にあるカフェなのです。それは、カフェを作ってよかったと思う瞬間でもあります。
かつては、カフェとして頑張っていたし、今でもコーヒーの味はもっと向上させたいし、デザートのメニューだっていろいろ出したいと思ってアイディアを考える時もあるのです。
かつて出していたメニュー、試作したメニューたち、そして今も夜のカフェで出しているメニューも。
これから余裕のある時にはできれば美味しいデザートを出していければいいなと思っています。